ただ好きなだけ。
2018年も終わろうとしている。
この1年はわたしにとって物凄く変化の大きい年だった。
それを噛み締めれば噛み締めるほど、全てが繋がって昇華してゆく。
2017年以前の自分が全く別人みたいに実感がない。
2017年までのわたしは物凄く感情的で、物事を複雑に捉えるのが得意だった。
今ならわかるけど、感情を中心にして事実をみていたから見失うに決まってる。
でもそのときは、感情に飲み込まれ感情に支配されまくっていたからどうしようもなかった。
自覚だけは一応あって、感情をコントロールする方法を片っ端から学んだ。
でも全てうまくいかなかった。
何がきっかけだったんだろう。
よくよく考えてみた。
もしかしたら、
単純にちょっとだけ勇気を出して、ほんとに自分が心から好きな、憧れの人たちの輪に飛び込んでいったのが、すべてを変えたきっかけだったのかもしれない。
それはよく見かけるキラキラ系の成功者っぽい人たちでもなく、カリスマ講師でもなく、キャリアウーマンでもない人たち。
ただ変態チックにマニアックに己の好きを集めたり創り出したりしてウヘヘヘってしてるめちゃくちゃキュートな人たちのとこに飛び込んだ。
自分を変えたいとかじゃなくて、ただ、いいなー、好きだなーって思っただけだった。
そこには新しいけど懐かしい人たちがたくさんいて、そうそうこれこれ、わたしが好きなやつだ。ってすぐに嬉しくなった。
周りは知らない人ばかりで、めちゃくちゃアウェーだし緊張するし、決して居心地がいいとは言えなかった。
でもその空気感とかその人たちの趣味とするものが完全にわたし好みだったから変な高揚感はあった。
とりあえず帰りたくないみたいな。
全部知り尽くしたかった。
気まずさも居心地悪さもひっくるめて、それらを肌で感じていたかった。
それは1人では絶対に味わえない高揚だった。
そして男も女もみんなすごく懐が深くてセクシーでイケていた。
定期的にそうゆう人たちのいる場所に行くようになってまだ1年だけど、振り返った今のわたしは、あのときのわたしと全然違う感覚になっている。
自分の好きに正直に生きなさい。
って言われ尽くされたことだけど、ほんとに大切なことなんだな。
それまでも、好きなことやりたいことにチャレンジしたり、憧れの人に会いにいったり、新しい環境に飛び込んだり、ずっとやっていた。
でもそれは、成長したかったり、今のわたしじゃない何者かになりたいという意味での憧れの気持ちが強かった。
同じ、好きなこと・憧れの人たちなんだけど、今回は違った。
なんの得も、なんの成長も、なんの結果も期待してなかった。
ただ好きなだけ。
それは物凄い勢いでわたし自身を全肯定しているのと同じだった。
同じようで今までとは真逆のことをしていたみたい。
それが結果的によかったんだ。
そうするとすごい勢いで人生は面白さを加速させていく。
そりゃ、怒ったり悲しんだり落ち込んだり困ったり、いろんな感情は起こるけど、あのときみたいに飲み込まれることはもうない。ほんとに驚くほどない。
だからわたしがやることは、ほんとの好きをどんどん追求するだけでいいみたい。