yu-ki’s blog

高知で陶芸してます。サボテンや観葉植物に合う鉢を作っています。クリエイションがすき。

はじめての都会の初詣

さて、ブログ三日目。

今回は初詣で受けた衝撃について

  

人生で初めて大きな神社の初詣に行く

わたしの家は、初詣に行く習慣がなかったため、今までお正月の三が日に神社に行ったことがありませんでした。

 

今年は1月2日、3日に大坂に居たため、初詣にでも行こうかということになりました。

 

そうして訪れた場所は、大阪にある住吉大社

 

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やはりそこはものすごい

人、人、人、人、人、人…

 


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こ、これが、都会の初詣かっ!!!

 

 

田舎者のわたしは、

初詣に通勤ラッシュがごとき人の群れを作り出す都会の人々に、尊敬と畏怖の念を抱かずにはいられませんでした。

 

都会の人々は混雑することに一種の快感を得ているのでは無かろうか…

 

そんなあり得ない妄想をしてながら 

ひたすら、遥か彼方にあるはずの

お賽銭箱を目指しました。

 

 

お賽銭箱の概念崩壊

人の波に流され、前はよく見えませんが段々とお賽銭箱に近づいるのがわかりました。

 

するとどうでしょう。

最前列の人だけではなく

3列目、4列目の人々が次々にお金を投げているではありませんか。

 

 

そんな適当なピッチングでお賽銭箱に入るはずがない!

みんな、どうしちゃったんだ、あと少しで最前列なのに、なぜ急に諦めて適当にお金を投げ出したんだ。

 

 

というか、

100歩譲ってお賽銭箱に入ったとしても

遠くからお賽銭投げ込むとか

そんな雑な感じでお詣りと言えるのか?

それでいいのか日本人。

 

とりあえず、モヤモヤした気持ちを抑え、

人の群れに流されながら最前列を目指しました。

 

 一体、お賽銭箱はどのように設置されているのか、

お賽銭箱の回りに無惨にお金が散乱してたらどうしよう。。。

いやだ、そんな初詣、なんかいやだ。

 

 

そんな、期待と不安の混ざった変な高揚感のまま最前列に到着。

 

 

なんとその最前列は、

 

 

動物園を彷彿とさせる手すり、

そしてその向こうには、

敷地一面の白いシート!

 

 

ただのシートが簡易的なお賽銭箱ということになっている!!

 

 

これはもう、

毎年おっきな神社に行ってる人からしたら、

は?みたいな感じかもしれないですけど、私にとっては結構な衝撃でした。

 

 

 

もう神社特有の厳かな雰囲気とか全くないよね。

あるけど、あるけど感じさせないよね。

なんだろ、この イベント感。

なんだろ、この ライブ感。

 

 

不思議な気持ちになりました。

 

 

人がたくさん集まる神社は神様の器も大きいのか

でもねぇ、すごいの住吉大社

この蠢く人間と煩悩で溢れ返った空間にも関わらず、とても澄んだ清らかな空気でした。

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そして思い知るのでした。

あぁ、神様が居るとしたら、

ちっぽけな人間のちっぽけな悩みなんて、

一つ一つ解決していられないよね。

 

そうかそうか。ってただニコニコしながら受け止めてくれてるんだろうなぁ。と。

そして人間は、自ら悩んで、自ら願って、自ら解決して、また前向きに日々を送って、それが幸せというものなんだろうなぁ。と。

 

 

そうなふうに悟りが開けかけたんですが、

ちょうど最前列に来たときに隣りの親子が

「ちゃんとどこから来たか住所言わな届かんで」と話しているのが聞こえ、

しっかり住所と名前を名乗って手を合わせて帰ったのでありました。

 

 

 

やっぱり神社は人が少ないときにゆったり行って

そこら辺にあるご神木眺めて

神聖な空気を感じながらお詣りするのがいいなぁ。

 

 

そう、しみじみ思った初詣でした。